令和6年能登半島地震被災資料対応WG
はじめに
令和6年(2024)1月1日に石川県能登地方で発生した最大震度7の地震およびその余震におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、復旧や支援に尽力されている皆様に、深く感謝申し上げます。
令和6年能登半島地震により被災した、地域の歴史・生活・文化・自然を物語る“地域資料”に関する検討および情報共有を目的として、研究者・専門家有志の個人意志にもとづき「令和6年能登半島地震被災資料対応ワークキンググループ」を設立しました。今後、本ワーキンググループでは、今回の地震により被災した地域資料・文化財の救出・保全を目指し、地域および全国のさまざまな組織・関係者のみなさまと協力・連携して活動を実施してまいります。
お知らせ
概要・目的
設立日時: 2024年1月1日 23時
設立目的:
令和6年能登半島地震における被災資料に関する情報集約および共有
地域資料に関わる専門家・関係者による連携体制の構築
今後の地域資料継承のための学術的知見の獲得と共有・公開
対象とする地域資料:
古文書・民具・写真・標本などの地域の歴史・生活・文化・自然に関する多種多様な資料(未指定文化財を含む)
参加メンバー:
堀井 洋・堀井美里 (合同会社AMANE) 後藤 真 (国立歴史民俗博物館)
上田長生・高田良宏 (金沢大学) 本多俊彦(金沢学院大学) 中村只吾(富山大学)他
計 39名 (2024年1月20日現在)
活動内容
本ワーキンググループには被災地域と自治体・被災資料レスキュー団体などが相互につながり、協力・連携するための支援を行います。歴史学・博物館学・考古学・情報システムなど、さまざまな専門分野の専門家が参加しています。被災地域からの声に耳を傾け、1つでも多くの被災資料を救うために何ができるか?を考えて行動します。
歴史資料のご相談
被災した古いものについて、各自治体の相談先をまとめています。
アイコンについて
被災資料への対応は、民具、古文書、写真などさまざまな分野・年代の”資料”について、
地域の方々や研究者など多様な立場の方と連携して取り組んでいく必要があります。
本WG参加者だけでなく、設立目的に賛同いただける方、被災資料の対応に取り組まれるみなさまの活動・事業においてもご活用いただければ幸いです。
アイコン画像については、CC0で公開いたします。
お問い合わせ
運営事務局:合同会社AMANE
E-Mail: 20240101noto@amane-project.jp
Tel: 070-5063-2701 Fax: 076-259-6440
※情報発信などは合同会社AMANEのSNSなどで発信しております。
Twitter: @AMANE_LLC
Facebook: 合同会社AMANE